Developers Summit 2017(1日目) 参加レポート
本日、Developers Summit 2017の1日目にちょこっと参加してきました。時間の関係で、3セッションしか参加できなかったですが、参加したセッションの簡単な内容と自分なりの感想を書いておきます。明日は長く居られる予定です。
全体の雰囲気など
午後からの参加でしたが、どのセッションも事前予約なしでの当日参加だと立ち見になるぐらい人が多かったです。会場の通路が比較的狭い気がするのは私だけでしょうか・・・盛況なのでそう感じるだけかもしれないです。ゆっくりする時間がなかったのでブースとか展示とか見てないので明日、もう少し散策してきます。
16-A-4 市場で勝ち続けるための品質とテストの技術
Yahoo JAPANの方のセッションです。2部構成で開発手法とテストについての取り組みの紹介でした。
第一部では、開発の課題として"ビルド時間の増加"や"単体テストの実施が困難な点"がありそれを改善するために LEAN XP という手法を取り入れた事例(ヤフオクアプリ)の紹介です。Pivotal Labs社 にてリーンソフトウェア開発とXPを組み合わせたLEAN XPを2ヶ月かけてメンバ全員で習得し実践しているようです。ペアプログラミングの実戦からテストの定義に Gherkin Format を用いていることなど、実際の現場でまさしく行ったことを語っていたので参考になりました。小さく価値の高いものを作る、単体テストの修繕は最優先、実装は自分以外が確認する、これが目指すべき形だと。
第二部では、テスト自動化の導入支援を行う立場からどうやったらテスト自動化をチームに導入できるのかという内容でした。テスト自動化はもはや必須であるとの認識のもと、まだ適用できて居ないチームに対してどうやって導入を促していくのか、どうやって始めていくのかの指南的内容です。効果がわからないとか、余計な工数がかかるのではとか、言っていないでまずは始めてみなさいっていうのがメッセージだと思いました。やってみて改善していくそんなにやり方が今後の働き方であるのではという考え方です。その点、私は共感できました。
Cyber Dojo というTDDを簡単に学習できるサイトがあるので是非活用してくださいとのことでした。
16-C-5 IoTへのWeb側からの関わり方
どちらかと言えば、自分の興味本意だけでセッションに参加でしました。私にとってはすごくマニアックな内容でした。プリント基盤とかわからないし・・・
今の世の中は、何でも作ろうと思えば作れる時代で、作ったものを簡単に公開できる基盤は整っている。しかも、プリント基盤も格安(10枚1000円)で発注できたり、外装も3Dプリンタで作れたり面白いことが気軽にできる時代だと。スピーカーの新里氏のキャラが濃い。
面白かったけど、これ以上書けることはないです・・・正直、難しい。ソフトウェア開発者とハード系の開発者が求められることは全然違うことがわかったし、ハード系をやるときには、ソフトウェア開発の常識は通用しないんだろう。そこが高い壁になっているが、それを乗り越えられる人は貴重な人材になれる。そう感じるセッションでした。
IoTの入門であるLEDを光らせる感動は味わってみたい。
16-B-6 毎月3万チケットが登録されるRedmine運用と今時のRubyによるアジャイル開発手法
東京海上日動システムズで Redmineを全社導入 した経緯と導入の際のノウハウなど。Redmineについては、私もチームで導入してある程度使っていたので、もう少し突っ込んだ内容を期待していたがどちらかというとまだ導入していない人向けのような感じでした。Lychee Redmine は、気になっていたので、明日は時間があったらブース覗いて触ってみようかと思います。有償ツールだからなかなかプロジェクトで導入するのがハードル高いんですよね…
明日…
1日目は3セッションだけの参加でした。明日は朝から夕方までセッションに参加する予定です。明日の方が期待しているセッションが多いので、感想はまた記載したいと思います。